2016-2017のシーズンもいよいよ佳境を迎えてきました！

CLの準決勝1stレグも終わりレアルマドリードが3-0でアトレティコを下し2ndレグにむけ大きなアドバンテージを得ました。

この試合でジダンがふるった采配で試合中に２度のフォーメーション変更がありました。

まずは試合開始時に1-4-3-1-2

イスコに繋ぎ役を任せポゼッションを高めることでアトレティコのプレスを見事に退けました。

そしてアトレティコの選手交代後が

1-4-3-3

あえて左利きのアスセンソを左サイドに持ってきてカウンターからアトレティコの右サイドのエルナンデスに対して１対１を仕掛けるように仕向けました。

そして最後にルーカスを投入して

1-4-1-4-1

残り１０分でのルーカスの投入をアトレティコは抑える術がなかったように思えます。

選手交代とフォーメーション変更後に得点が生まれていることからこの策は成功だったと言えるのでしょう。

実際にそれに対応する選手のレベルはすごいの一言ですが…

話は変わって、プロだけでなく各年代のリーグ戦も終わりが近づいています。

残り２、３節となり昇格・降格争いが熾烈化してきています。

そんな中、早々と昇格、優勝を決めた我々のチームはというと…

２６節　Nuevo boadilla　５−０　勝ち

２７節　Estudiantes １０−０　勝ち

という結果に。

優勝したことで練習に締まりが無いのですが、試合となれば別みたいです。

しかも一見余裕の勝利に見えますが、リーグの前半戦ではこの２チームに負けています。

「優勝チームが同じ相手に２回も負けてられない」という檄が効いたかどうかはわかりませんが、プレッシャーもないおかげで普段よりいいサッカーできたと思います。

優勝後からは新しいフォーメションも試しています。来年に向けた意味合いもありますが、選手にもいろいろ経験して欲しいですし、優勝した今だからこそためせることです。

フォーメーションは1-3-4-1-2

WBをおくフォーメーションはチェルシーのコンテなどが採用している戦術です。

このフォーメーションのメリットは後でのボールポゼッションが高めれることです。

CBが２枚だった4バックよりCBが３枚になり中盤の厚みも増します。プレスが主流の近代フットボールでは１つのオプションになるのではないかと思います。

まだ戦術自体は非常にシンプルですが、来シーズンように使える戦術であることは間違いないと思います。