コロナ情報〜マドリード規制措置と弊社の対応〜
スペイン現地情報
18日金曜日に発表された規制措置にマドリードで以下の規制措置が発表されました。
(1) 全州に適用される措置
・会合の人数は公的・私的スペースを問わず、最大6名までに制限(本措置発表前は10名まで)。同居人同士の会合には適用されない。
(2) 指定された37の保健地区において適用される措置(マドリード市内の26地区、他7つの市における11地区。なお、マドリード市内では、上記26地区は全て「カラバンチェル」「ウセラ」「ビジャベルデ」「ビジャ・デ・バジェカス」「プエンテ・デ・バジェカス」「シウダッド・リネアル」に含まれます。
ア 移動制限
・医療、労働(出勤)、介護、教育上の理由等、必要不可欠な事由がある場合を除いて各地区の出入りを禁ずる。
イ 宗教施設
・使用率を定員の3分の1に制限。
ウ 通夜会場
・屋外の場合は15名、閉鎖空間では10名までに制限。
エ 商業施設・飲食店
・店内の使用率は50%に制限。
・薬局や医療機関、動物病院、ガソリンスタンド等、必要不可欠な施設を除き、営業時間は22時まで。
・1つのテーブルにおける人数は最大6人まで。
・バーカウンターの利用禁止。
オ 自動車学校や塾などの私的教育施設
・使用率は50%に制限。
・対面式の授業を行う場合は、6人までに制限。
カ スポーツ施設
・屋外・室内問わず、使用率は50%に制限。
・1グループ6人までに制限。
(3)罰則
・本規制措置の違反には、600ユーロ~60万ユーロ(約7万円〜7000万円)の罰金が課される。
今回の規制措置はマドリード州のみ、さらに一部の地域(人口10万人に対して1000人以上の感染者がいる地域)に出されています。
今回の措置で好転の兆しが見えればいいですが、そうでなければマドリード全土で制限がかかる可能性もあります。
マドリード州のみ緊急事態宣言時に戻る可能性があるということです。
これを受け、マドリードサッカー協会もシーズン開幕日の変更を検討しています。
37の保険地区に該当しているクラブは6人までしかグループトレーニングができなくなったので公平性が失われます。
プレシーズン中なのでそのまま開幕を迎えればチームの完成度に差が出てくるのは明らかです。
現在検討中ですが、開幕日が延期される可能性は高いと思います。
今回の規制措置に関してLa Metaラ・メタの対応
弊社で現在受け入れている選手はすでにスペインへの留学経験がある選手です。
その選手たちにはこの情報を共有し、規制措置地域の場所に入らないこと、またその地域に該当する選手は政府の出している規則を遵守するように徹底しています。
またサッカーに関してはクラブの対応に一任し、練習が可能か、移動可能かで判断します。場合によっては14日間、練習が中止になる場合もあります。
学習に関しては許可証をもらい対応します。
以前コロナ次第という不透明な状況ですが、現地スタッフと情報を共有し対応していきます。