スペイン語の重要性

語学の重要性

よくブログでもスペイン語の重要性を語ってます。

サッカーに関連することで言えば監督やチームメイトととのコミュニケーションのため。

もっと言えば日常生活を送る上で話せなければどうするんだ?と思う。

日本で当たり前にしている会話は大切だと思っているからこそブログでも度々話題にします。

だけれどもスペイン語を覚えるのは難しい!

在住歴も10年経つけど知らない単語は五万とある。

今回はそんなスペイン語の話を自分の経験も踏まえながら入門編として触れてみます。

スペインへ来た当初はスペイン語力は0でした

大学で勉強したわけでもなく、ただサッカーの指導者を目指したいということと、行けばどうにかなるというなんとも計画性のない行動でスペインへ降り立ちました。

今思えば無謀で、よく生きてたなと思う。

語学学校へ通っていたけれど最初のうちはちんぷんかんぷん。

授業は当たり前にスペイン語で時々英語で説明してくれる。

けれども英語もわからない自分にとってそれでも意味不明…

もともと勉強も嫌いだったが「流石にこれはまずい!!」と思って真剣にスペイン語に取り組んだ。

まずスペイン語の勉強でつまずくのは動詞の活用数の多さ。

1つの動詞につき主語(1人称、2人称、3人称、これらの複数形)によって現在形だけでも6つに活用される。

例としてBeber(飲む)

単数:1人称 Bebo、2人称 Bebes、3人称 Bebe

複数:1人称 Bebemos、2人称 Bebeis、3人称 Beben

となる。

現在形で6つ、過去形、未来形でさらに6つずつ(細かく言えばもっとある)つまり1つの動詞で18の活用は使い分ける必要がある。

これを知った時は折れかけた。

それでも覚えな仕方ないと思って必死に取り組んだ。

そこへさらに追い討ちをかけるのが不規則動詞

スペイン語の動詞は基本3種類に分類できる。-ar動詞、-er動詞、-ir動詞だ。

動詞の原形となる形が全てこれらの末尾で終わる。そしてその末尾によって活用の変化も決まっている。

上のBeberのように規則的に変化すれば-er動詞は1人称から順に末尾がo,es,e,emos,eis,enに活用される。

決まりさえ覚えれば簡単だ!と思った。

そんな矢先に不規則動詞。

要するに規則的に変化しないってこと。

覚えるしかない。

なのにこの不規則動詞は数も多いしなぜかよく使う動詞ど不規則動詞!

初めの頃は嫌がらせかと思ったくらい。

本当にキツかった。

それでも自分で選んだ道だし、それをしないことには生活基盤が安定しない。

ましてや指導者なんて会話で伝えるのだから尚更である。

留学を考えている選手、指導者には必ず伝えることは「本気で学習すること」

自分の経験を踏まえてことだけれど学習=成長だと思う。

ただスペイン語を勉強するだけでなはなく、サッカーも、日々の暮らしでも学ぶことばかり。そのきっかけはスペイン語というだけ。

スペインでプロを目指したいならスペインに適応しなければならない。

嫌いなことでも取り組まなければ成功はない。

今回紹介したスペイン語の動詞の活用で折れてしまえばその本気度は伺えてしまう。

あくまできっかけに過ぎないけれど本気で目指すなら本気で全てのことに取り組むべき。