スペインでの週末試合

今日は私、伊藤が日常の指導者業について少し

お伝えしたいと思います。

 

 

2017−2018年シーズンはU-19の

フベニールとU-11のアレビンの指導者業を掛け持ち。

 

昨シーズンの結果を踏まえて育成カテゴリーのトップ、

フベニールAを任せてもらえることは非常にありがたい

事ですし、何よりも自分自身の勉強になっています。

 

 

いま私が見ているチーム、カラバンチェルユースAは

リーガナショナルに所属し実質ユース2部の強豪です。

所属している選手は元アトレティコマドリードをはじめ、

過去にラージョやヘタフェでプレー経験のある選手ばかりです。

 

プレースタイルもフィジカル的にも日本の選手とは

比べ物にならないぐらい出来上がっている選手が多い。

 

 

それでも勝てないのがこのリーガナショナル…

 

4戦して2分2敗 失点11

 

昨シーズンは30戦して26失点のチームを

作ったけれど既にその半分に迫る失点の多さ。

 

 

理由は明白で守備戦術の浸透が甘いこと、

DFラインのけが人の多さ、最後に相手FWのレベルの高さだ。

 

 

特に最後の理由はリーグのレベルの高さがうかがえる。

 

 

セビージャやレアルが欲しがるFWを抱えている

クラブもいれば、それに匹敵するFWが多く

所属しています。

 

 

集ではなく個で崩すチームに対応が

できていないのが原因だと考える。

 

それを、どの様にして止めるかを

更に考えなければならない。

 

考えた対策で止められなければ

数試合後には指導者として首に

なってしまうことも覚悟しなければ

なりません。

その緊迫感がスペインで指導をしているという

現実を味あわせてくれている。

 

いま私は指導者としての立場ですが、

これが選手だったら尚更、厳しいでしょう。

 

このリーグでプレーできる選手は幸せだ。

 

そして指導者として勉強させてもらってる

経験を、LaMetaで留学してくれた選手に

どう生かしていくかがこれからの自分自身の

課題でもあります。

 

よりよいサービスを提供できるように

これからの留学スタイルを確立していきたい

と思います。

 

また、このような日常を報告しながらでも

少しでもスペインリーグの事をリアルに

お伝えできるように続けていきます。