警戒事態宣言とは

今月１４日にスペインでは「警戒事態」（Estado de alarma）を宣言する政令が発出されました。これは憲法に基づく発令で最大１５日間有効です。

また同宣言に係る具体的な措置についても発表しました。

（１）【移動に係る措置】

以下の目的による移動を除く、全ての不要不急な移動を制限。
「警戒事態」宣言下でも認められている市民の移動
●食糧・その他医薬品等の必需品の入手のための移動
●医療機関への受診のための移動
●職務履行のための職場等への移動
●住居へ帰還するための移動
●高齢者、小さな子ども、障がいのある方、その他日常生活において手当てが必要な方への対応（介護等）のための移動
●金融機関への移動
●その他、不可欠な理由による移動

（２）【商業施設等の一時的閉鎖に係る措置】
スーパー等の食料品店、薬局等以外の商業施設を一時的に閉鎖。スペイン国内全体にて適用。

つまり最長で３月２８日までは同宣言により同上の措置がとられることになります。

「自宅待機を２週間してください」

と言われていると思ってください。

ストレスは非常に溜まります。

ちなみに犬の散歩は必要不可欠な行動にあたるみたいです。笑

 

この宣言によりサッカー協会が発表していた１１日から２６日までの活動中止はさらに延長されることは間違いなさそうですね。

まだその発表はありませんが…

 

１７日にはEUへの一時的入域制限措置が合意されました。また日本も１９日からスペインからの入国者を入国禁止にする発表をしています。（日本人は免除。必ず検疫措置を実地）

 

長期留学選手も安全のため全員帰国、予定していた短期留学選手は時期を変更することで対応しています。

まさかここまでのことになるとは…

それでも日本に帰らない私も変わり者か…

 

引き続き、スペインからリアルな情報をお届けします。