リズムが作れない今シーズンの難しさ

コロナの影響で通常のシーズンの半数の試合しかない

今シーズンは本当に難しいシーズンを過ごしている。

通常であれば昨年9月から始まる予定だったシーズンも11月にずれ込み、試合数も半分まで減っている。

コロナで試合が中止になることも珍しくない。

今シーズンマドリードサッカー協会が出した日程はこんな感じ。

横軸はリーグのチーム数、縦軸は日付。

灰色がリーグ戦の節、赤が祝日、そして緑がコロナで延期になった場合の予備日にされている。

スペインでは必ずシーズンを6月末までに終わらせなければならないのでこれ以上日程を延ばすという選択肢はない。

今シーズンは試合数が多いチームでも21試合しかない。

 

とにかく休みが多い

今シーズン指導をしていて感じることの1つ。

クリスマスは休暇2週間に予備日も重なって1ヶ月リーグ戦はなく、さらに50年ぶりの大雪で2週分試合も中止になった。

1月31日にリーズ戦が再開されたけれど7週間ぶりの公式戦だった。

スペインの良さであるマッチ-トレーニング-マッチが実現できていないと感じる。

本来は毎週末リーグ戦をこなすリズムがある。

けれども今シーズンは2試合して休み、2試合して休みのようなリズムでいまだに5試合しか消化できていない。

これだと選手も最大限のパフォーマンスが発揮しずらい環境にいる。

 

いかにして間を埋めるか

日程的に間が空くことは決まっている。

練習試合で間を埋める事になるけれでもそれで選手の緊張の糸をシーズン終盤まで保たなければならない。

それにはチーム内での競争力を普段より高める必要がある。

本来の試合数をこなせない環境下で成長させる。

指導者に求められる力量は大きいシーズンになりそうです

 

 

 

サッカー留学についてのお問合せはこちらへ、お気軽にご連絡ください。