スペインの給付金や援助・補償制度

世界的に大きな爪痕を残しているコロナウイルス。

その中でもスペインは大きな被害を受けています。

感染者数22,7万人,死者2,6万人越えです。

3月14日から続く緊急事態宣言も5月24日まで延長が決定しています。

よく聞かれるのが「スペインはそこまでして補償とか大丈夫なの？」

答えはノーです。

日本のような全国民に一律１０万円給付のようなことは行なっていません。

「じゃあせ活が困窮している人はどうやって生活するの？」となります。

スペイン政府のコロナによる困窮者個人へ対する取り組みは「世帯収入450ユーロ以下、あるいは一人当たり200ユーロ以下の収入しかない世帯に一月500ユーロ、3ヶ月期限で支給する」のみです。

その他ERTE（エルテ）と呼ばれる制度があります。

経営困難で解雇せざるおえない企業に対して解雇にならないように給料の７割にあたる金額を失業補助金として受け取れる制度です。

これは経営側に対してではないので企業経営している人たちには今現在何もありません。

元々失業率は高い国なので今回のコロナでより深刻になることは明らかです。

ニュースを見ている限り日本は恵まれている印象です。

圧倒的に感染者数はスペインと比べ少ないにも関わらず、学生まで補償をする声があります。

今回の騒動が治れば景気回復に努めなければならなくなります。

国民も大きな不満を抱えたでしょうししばらく混乱が続きそうです