サッカー留学で大切な事とは

プロになりたい！

スペインサッカーにチャレンジしたい！

サッカー留学選手の留学理由のほとんどがこの２つです。

前者が８割強。

ただ気持ちだけでプロになれたら苦労はない。

留学してもプロになれる保証はどこにもない。

仮に１０００人留学しても１人がなれるかどうか、そういった世界である。

ましてやスペインという異国の地で目指すことは日本よりも困難だ。

サッカー留学サポート会社＝プロへの近道　ではない。

サッカー留学サポート会社＝海外でプロを目指す環境作り　である。

日本からスペインへ来てすぐプロ契約を勝ち取れるか？

答えはノーだ。

仮にその選手が日本でプロだったり、ユースや大学時代に代表経験があったりすれば話は別かもしれないが、スペインに来て間もない選手がトライアウトを受けたからといってプロ契約を取れることはまずない。

スペインは日本とプロのなる流れが根本的に違う。

言い方は悪いかもしれないがスペインのクラブはまず「唾を付ける」。

スペインは結果を残す選手が上に上がる。

９割以上のクラブが育成年代-U18-U23-トップチームという流れだ。

育てて満を辞してプロ契約する。（トップチームがプロカテゴリーの場合）

日本のように高校→プロ、大学→プロという流れはない。

留学選手はスペインで「成長」をしなければ「プロ」を勝ち取ることはできないだろう。

「成長」のためには何が必要か？

兎にも角にも語学力。

コミュニケーションツールがなければ成長はあり得ない。

単純に監督の指示の理解、チームメイトとのコミュニケーションなしでサッカーが上手くなる訳が無い。

そしてスペイン生活に慣れること。

留学選手はサッカーを目的として来る。

しかし１日の大半は私生活として過ごす。

スペインの生活・食・文化に慣れることが一見すると遠回りに見えるかもしれないが、サッカーの成長にも繋がると考えている。