スペインで指導者を目指す人へ1
海外で指導者を目指したい方へ
La Meta 代表としてサッカー留学生のコーディネーターをする傍らスペインで指導者を続けて7年目になりました。
自分がこれまでどうやって指導者としてスペインでやってきたのかお伝えできたらなと思います。
そもそもなぜスペインで指導者を目指したのかと聞かれると答えは単純で
「スペインのサッカーが好き」
これに尽きます。
指導者は大学生の頃から考えており、中高の教員免許も持っています。
ただ日本でそのまま過ごすつもりもなく、海外の指導に興味がありました。
英語を話せた方が便利かな、ドイツの方が住みやすいかな、と色々考えましたが結局は1番好きな
スペインサッカーに惹かれてスペイン留学を決意!
それまでスペイン語に触れたこともない状態で留学生活をスタートさせました。
(今思えば恐ろしい…)
大学卒業したこのタイミングしかない!と思ったことも留学を決意した理由かもしれません。
留学当初はとにかく勉強しました。
朝から晩までスペイン語。
話せないとどうしようもないですからね。
言葉にも自信がついてきた頃には指導者ライセンスを取得するための指導者講習会を受講しました。
まずはレベル1からスタート。
座学、実技、インターンを約8、9ヶ月かけて行う講義で大変だった記憶しかない。
特に座学には解剖学や教育学、生理学etc…まぁ普段使わない単語だらけでパニックでしたね。
座学だけでも週3、4日3時間で約17科目を半年かけて行うのでスペイン語取得は必須。
テストに合格してインターン先からもサインがもらえればレベル1のライセンスを取得です。
今現在は、マドリードはライセンスを持っていないと原則指導できません。
外国人である自分は当たり前ですが、持っていないと指導なんかさせてくれないと思います。
ライセンスを取得して指導できるクラブを探しました。
それまで培った知り合いネットワークでクラブを紹介してもらってU-12の第二監督からはじめました。
当時指導者として右も左もわかってない自分を雇ったクラブには感謝…
コネクションは大事だなと感じながら指導1年目のスタートを切りました。
指導者としてのスタートはこんな感じでした。
次はスタート後の話なんかできればなと思います。