コロナの影響とクラブの対応

スペインの緊急事態宣言から1ヵ月。

状況は未だに改善されておらず、当初11日までだったこの宣言も今月26日まで延長されることが決まっています。

宣言当初はサッカー協会からの通達で2週間の活動禁止を命じられました。

そして、その活動停止の2週分の試合を4月と5月の祝日で補うという通達があったのを覚えています。

「2週間もすれば治っているだろう」という考えがあったと思います。

クラブの育成のフィジカルコーチが自宅でできるトレーニングメニューを各年代に合わせて作り

2週間は自宅でトレーニングをしてフィジカルコンディションを落とさない目的で動いていました。

しかしながら現状は好転せず、1ヵ月が経過しても自宅待機が続いている状態です。

毎週フィジカルコーチからトレーニングメニューを送ってもらっていますが自宅でできることには限度があります。

筋力トレーニングもですが体力面の低下、有酸素運動や無酸素運動ができない選手がほとんどです。

この状態では仮に緊急事態宣言が終わり、活動再開ができたとしても多くの選手は動けないでしょう。

再度プレシーズンを行う必要があります。

それはトップチームも同様です。

選手各々で自宅トレーニングを行ない、グループミーティングをオンラインで行う。

それ以上のことはできないのがスペインでのコロナの影響です。

今現在リーグ戦再開に関する発表はアマチュア、育成カテゴリーはありません。

6月30日がリーグ戦を終わらせるという発表のみです。

それまでに終了しなければ中止なのかどうかも不明です。

サッカー協会の発表がいつになるのか…

不透明な状況が続きそうです。