スペインで指導者になるには
指導者としてスペインを選ぶ
サッカー選手として、スペインへ留学したいという選手は沢山いると思います。
そして最近では、La・Metaにも指導者の勉強をするためにスペインへ行きたいという問い合わせも増えています。
では、実際指導者になるためにスペインでは何をしなければならないのか紹介していきます。
スペインで指導者になるには
大前提として指導者ライセンスを取得しなければなりません。
LEVEL1、LEVEL2、LEVEL3と3段階あります。
今回はLEVEL1の内容を紹介します。
LEVEL1
日本でいうB級ライセンスに相当するそうですが、日本とのライセンスの書き換えは行えないので注意してください。
日本の場合はB級を取得する場合、推薦文や時間的余裕がなければなりませんが、スペインは違います。
LEVEL1の場合、約1000€の授業料と午後7時から10時までの講義(約半年)さらに実際のクラブでインターンを行うことで取得可能です。
講義内容は全17科目ほどあり全てにテストがあり、合格点を取らなければ追試です。
もちろんスペイン語で!
取得後に行うことはチーム探しです。
ほとんど場合自分の出身クラブまたはインターン先クラブで続ける場合が多いと思います。
それでもいきなり監督をさせてくれるクラブは多くないでしょう。
ましてやスペイン語がままならない日本人に信頼を置いてもらうには時間がかかります。
まずは第二監督やコーチ、小学校低学年の指導から始まることになります。
私は、現在所属しているクラブCARABANCHELでもユースBの第二監督を行いました。
そこでの働きたいを認めてもらった?のかどうかはわかりませんが、当時の監督がスポーツディレクターに推薦してくれたおかげでALEVIN B(アレビンU11)の監督を任せてもらいました。
(実はこの学年より下の監督の話は前々から出ていたけれど7人制サッカーだったので断っていました。マドリードではアレビンから11人制)
監督になる場合は指導者ライセンス取得は必須
それよりもっと大切なのは語学力になるでしょう。
正直、講義はスペイン語が得意じゃなくても合格できます。
ほとんど筆記テストと選択問題なので。
本当に苦労するのは監督を任されてからです。
当たり前ですが指導はスペイン語、叱咤激励全てのシーンで選手たちにスペイン語で対応できる能力が必要です。
スペインの選手たちは自我が強く、監督の言うことに躊躇なく質問や異議を唱えます。
それを頭ごなしに指導するのではなく、納得させる指導ができないとスペイン人はついてきません。
また親たちとの意思疎通を図る必要もあります。
意思疎通を図るにもスペイン語は必要になってきます。
「なんでうちの子がプレーできないの!」と言ってくる親はいます。
あまりに酷いクレームであればスポーツディテクターに話を通してもらいますが、そうでない場合は自分で解決するシーンも増えます。
スペイン語力を、身につけなければ指導を行うことは困難です。
それでもスペインで指導者を目指したい方はぜひご連絡ください!!
La・Metaでは、指導者になるための留学プランも提案致します。
当社La・Metaは、本気でスペインサッカー留学をする選手の為のサッカー留学会社です。
些細なことでも、少しでもチャレンジしてみたい、経験してみたい選手はぜひ一度お問合せ下さい。
質問にはスペイン在住のスタッフが直接対応しておりますので、お気軽にお問い合わせください。