メンタリティー

スペインで指導していて思う日本との大きな違い。

「メンタル」

まず基本的に自分のミスを認めようとはしない、だからまた同じミスをする。

もちろん最初のミスの時点でこっちは注意してるわけだけどそんなことは気にしない。

時には選手と言い争うこともしばしば。

それでもなぜ繰り返すのか。

自分のミスだったしても「次がある」から別にいいと本当に思っている。

ミスを繰り返しても1回成功すれば彼らにとってはその成功体験しか残らない。

ミスした後にこちらのアドバイス通りしてみてうまくいったらそれはもう自力で達成したことなのだ。

それは親もしかりで、ミスしたことを責めることはなく自分の息子が1番で、よかったことだけを褒める。

ミスは監督のせいで終わるのだ。

これらは良くも悪くもスペイン人の気質になっている。

陽気。ポジティブ。ミスを恐れない。

例えば試合で負けて、監督とも口論になったとしても次の練習には普通に来て、監督とも普通に話す。

悪かったことはいっさい引きづらない。

逆によかったことはずっと覚えていて、今シーズン何点決めたか聞くとすぐに答えが返ってくる。ww

常に前向きなのだ。

昔こっちのスペイン人監督に日本ではサッカーノートがあって気づいたことや反省をそこに書くっていうことを話したら一言

「するわけないでしょ」

サッカーに反省は無意味、それは監督の仕事であって選手は上を向くことだけ考えてればいいわけだ。

別に日本のサッカーノートの文化を否定するわけではない。

日本は部活が主流で、人数も多い。選手は学校外でもその学校の生徒として扱われるし、何か不祥事があればすぐに「学校」へ連絡がいく。

だから自然と指導も身だしなみまでチェックしないといけないし、ノートなどを使ってコミュニケーションをとらないと把握しきれない。

でもスペインはクラブのみが存在し、不祥事に関しては親の責任が当たり前。

1チーム20人前後だからコミュニケーションも口頭でまず問題ない。

ノートがないと反省できないわけではないが、反省する文化ではない。

ひたすらポジティブにいくから成功した時の見返りが大きのかと思う。

強いメンタルは絶対に成功するためには必要なこと。

それを鍛えるには厳しい練習だけすればいいわけではないことに気づかないといけない。